クロックアップのすすめ(注)このページはクロックアップをしたことがない。これからやってみようと思うけどどうやって良いか分からない。という人のために用意したページです。よって、上級ユーザーの方はご遠慮ください。

[最初に]

クロックアップは自己責任です。それによって引き起こされた損害等はすべてその本人の責任となります。

[-クッロアップ-その前に]

クロックアップの話をする前に、最低限知っていなければならないことを説明します。そもそも、パソコンはある一定のリズムで動いています。それが一般に言われるクロック周波数(外部クロック)です。単位はMHz(メガヘルツ)で一般的には、66MHz、100MHz、133MHzがあります。CPUやビデオボードなど高速で動作する機器はそれを、何倍かに高めて動いています。

[クロックアップとは]

クロックアップとはクロック周波数か、クロック倍率を上げたりして、CPUの性能を上げることを言います。もちろん、下手な設定をすれば、電源を入れたとたんに死ぬこともあります。しかし、うまく成功したなら、持っているCPUの普通の性能以上の動きと体験することが出来ます。ただし、ほかのパーツにも負荷がかかるので、パソコンの寿命は確実に下がります。それでも良いという方が多いのは、安い値段で速いスピードがほしい!とか、クロックアップをしてみたい!と強く思う人が多いからでしょう。ここで、ちょっとでもいやだと思った人はクロックアップはしないでください。

[なぜ、出来るのか?]

CPU、メモリなど、パソコン機器は決められている周波数よりも高いものでも動くようにある程度マージンが定められています。だいたい15〜20%程度です。それ以上でも動くものもあります。また、生産ロット等の関係で全部が全部同じ耐性があるのではなく、20%ほどしか耐性のないものもあれば、元の1.5倍以上でも何事もなかったように動くものもあります。そのおかげで、クロックアップなどというおいしい技が出来るのです。ただ、メーカーも馬鹿ではないので周波数を上がったのを感知して動かないものや、上げれないもの(固定されているもの)等があります。そのなかで、Celeronプロセッサはクロックアップのために生まれてきたかのごとく、高い耐性を持っています。特に、Celeron300Aなどは、かなり耐性が高く、クロックアップユーザーに人気のプロセッサとなり、品薄が続いています。しかも、生産中止のものが多くなっています。

[クロックアップに必要なもの]

・クロック周波数。または、クロック倍率の変更が出来るマザーボード。(細かく設定できるもの程よい)できれば、CPUコア電圧も変えれるものが良いです。あと、クロック周波数等がBIOSで変えれるタイプがもっと望ましいです。
・CPU(クロック耐性が強いものが良い)
・動かそうと思っているクロック周波数よりも高い周波数で起動するメモリ(66MHz〜110MHzで動かすならPC100のメモリー)
・度胸と根性と運

[まずは、どう動かすかを決める]

まずは、どう動かすかを決めます。ここでは、Celeron300Aを例にとって話します。あとは、自分で適応させましょう。Celeron300Aは66MHz×4.5倍で動作しています。上げ方は、クロック周波数を上げる、倍率を上げる、どちらかを下げてどちらかを上げる等いろいろあります。一般的なのはクロック周波数を上げるものです。周波数を75MHzに上げれば、75MHz×4.5倍で337.5MHzになります。詳しくは下の表を参照してもらえば分かりますが、実際にはもっと少しずつ上げていきます。上げて成功したらまた、少し上げてという作業を繰り返すのが本道です。しかし、いくらCeleron300Aがクロック耐性が高いといっても一番下のやつはずっと動かしつづけるにはキツイのもがあるでしょう。おそらく、起動しても数分か数時間でイク(死ぬ)と思います。うまく動き続けていれば、運が良かったと思って「俺はなんてついてるんだ!」とひとりで喜んでください。

クロック周波数 倍率 動作周波数
66MHz 4.5倍 300MHz(基本)
75MHz 4.5倍 337.5MHz
100MHz 4.5倍 450MHz
112MHz 4.5倍 504MHz
120MHz 4.5倍 540MHz

[その他の機器の設定を決める(BIOSで設定を変えれるもののみ)]

クロック周波数を上げたからといっても、他の機器をうまく設定しなければ、動くものも動きません。まずは、規定の設定で動かしてみて、その設定を控えておきましょう。その設定に出来るだけ近づけてやるといいでしょう。具体的には、1/2とか、1/3、2/3、1/4などと変えます。出来れば元の値より少し低くなるようにすると安定して動くかもしれません。クロック周波数を上げれば当然他の機器にも負荷がかかります。たとえCPUが動いても、他の機器がダウンして動かなくなる場合もあります。その時は、素直にあきらめるか、抵抗してみてください。電圧を上げてやればうまく動くかもしれません。そうすると根性を出せます。ただし、かなり寿命が縮まるものと考えてください。

[クロックアップをしたけど安定しない!]

クロックアップをしたけど安定しない!メーカーが確実に安定動き続けるように設定してあるのを変えるのですから、当然の結果です。ただ、電圧を上げてやるとうまく動くかもしれません。規定は、2.0Vですが、それを2.05Vとか、2.10Vとか、少しずつ上げていけば安定すると思います。速く動かすがために3.2Vとかに上げる人がいますが、それはかなり危険です。一般的にはプラスマイナス0.2Vぐらいが適当です。電圧を上げればCPUを含めその他の機器すべての寿命が確実に縮まります。お金に余裕があったり、どうしても早く動かしたい人以外は、あまりお勧めできません。それでも良いという人は勝手にどうぞ。出来れば定圧2.0Vで動かした方が身のためです。

[お金があるなら]

お金があるなら、そして、遊び毛があるのなら、熱研のSETTEN No.1やSETTEN Pro等を買って、CPUの金の光る足(笑)や、スロットなどに塗り塗りしてやると、結構安定するようです。現に、作者のパソコンはCeleron366MHzを定圧2.0Vで500MHzで動かし続けてもびくともしません。550MHzでも、ちゃんと動作しました。ただ、全部が全部そうという訳ではないので、試したい人だけ試してください。

[おまけ]

作者なりに、耐性の高いCPUおよびそのロット番号を調べてみました。下に表と文でまとめましたので、良ければ参考にしてください。ただ、Celeron300Aはあまりにも有名過ぎるので省きました。504でも、ちゃんと動くそうです。それと、上からクロックアップのし易さで並べています。

種類 周波数 ロット番号 限界値 おすすめ度
PentiumU 300MHz SL2W8 558MHz

SL2YK 558MHz

これは、数字的にも、やり易さでもかなり定評のある型です。ただし、それ以外の型も多いので買う時は気をつける必要があります。あと、Fujitsu DESKPOWER-TX307にこれがよく積まれているそうです。←確かな話ではなかったが、作者のもうひとつのパソコンはこれと同じでSL2YKが積まれていたのも事実です。

種類 周波数 ロット番号 限界値 おすすめ度
CeleronPPGA 366MHz SL35S 567MHz

SL36C 567MHz

これは、作者も使っている型ですが、結構いけます。特に32周のやつです。ちなみに、PPGAとは、Soket370用。つまり、正方形で、チップそのものという感じのやつです。

種類 周波数 ロット番号 限界値 おすすめ度
CeleronSEPP 400MHz SL37V 496MHz

SL39Z 500MHz

CeleronPPGA 400MHz SL3A2 600MHz

○?

SL37X 540MHz

これは、あまり知られてないやつだけど、クロックアップのでき易さでは、なかなかです。特にPPGAのSL3Aです。ただし、でき易さでは300Aとは、月とすっぽんの差です。300Aを除いた中での話です。SEPPとは、長方形のSlot1にさすタイプです。

[終わりに]

最初にも言いましたが、クロックアップは自己責任です。やるときは、気をつけて、覚悟をしてやりましょう。でも、しない方が身のためかも・・・(どっちやねん!)運良くクロックアップできた人も、そうでない人も、ますますパソコンを掘り下げましょう。

あたなは、 人目のクロックアッパーだ!ということで、カウンターが余ったので、ここにも付けてみました。え〜と、600人抜いてください。トップページのとして申し込んだんですが、もっと良いところがあったので・・・